沖縄の結婚式の招待状には、返信ハガキがないことがある
沖縄の地元の結婚式では、招待状に出欠確認の返信ハガキが付いていないことが多いとされています。出欠は口頭で先に確認し、参加が決まった人に招待状を渡す、という順序だからです。本土の返信マナーとの違いと、戸惑わないための実務をまとめました。
沖縄の結婚式に招かれた本土の人が、式の前から戸惑うことがあります。 招待状に、出欠確認の返信ハガキが付いていないのです。
「返信しなくていいの?」「そもそも自分は正式に招待されているの?」と不安になりますが、 心配は要りません。順序が本土と逆なだけです。
本土のルールをおさらいすると
本土の招待状は、挙式の2〜3か月前に届き、同封の返信ハガキを できるだけ早く(1週間以内が目安とされます)返すのがマナーです。 「御出席」の「御」を消す、といった作法も含めて、返信ハガキが出欠確認の正式な手段です。
つまり本土では「招待状を送る → 返事で出欠が確定する」という順序です。
沖縄では、出欠が先に決まっています
沖縄の地元の結婚式では、出欠を口頭や手渡しのやり取りで先に確認し、 参加が決まった人に招待状を渡す、という流れが多いとされています。 招待状は出欠を尋ねる手段ではなく、日時と場所の案内に近い位置づけです。
だから返信ハガキが付いていません。あなたに招待状が届いた時点で、 新郎新婦側では「来てくれる人」として数えられている、ということです。
県外出身者の参列記録では、招待状が届いたのは式の約1か月前だったとあります。 本土の感覚(2〜3か月前)より遅いので、「まだ届かない」と焦る必要もありません。
また、直前や当日の出欠の変動もある程度許容される、という記述もあります。 大人数を招く文化を背景に、出欠を厳密に固定しない運営がされてきた、という説明のされ方です。
本土の参列者が実際にどうするか
- 返信ハガキがなくても、失礼にはあたりません。そういう形式だからです
- 出欠の意思は、招待の打診をもらった時点で口頭・LINEなどで直接伝えます。 それが沖縄での「返信」に相当します
- 招待状が届いたら、日時・場所・自分の扱い(受付や余興を頼まれていないか)を確認しておけば十分です
- 迷ったら、招いてくれた本人に聞くのが一番確実です。 「返信どうしたらいい?」という質問自体、失礼にはなりません
リゾートウエディングは別物です
繰り返しになりますが、ここで扱っているのは沖縄の地元の結婚式です。 沖縄で挙げるリゾートウエディングに招かれた場合は、本土と同じく 返信ハガキやWeb招待状で出欠を確認する形が一般的なので、この記事の話は当てはまりません。
当日の過ごし方は席次の記事と流れ・所要時間の記事にまとめています。
この記事の限界について
他の記事と同じ注意書きです。沖縄の結婚式の慣習には信頼できる統計がなく、 この記事も複数の情報源で一致する記述に限って書いています。 地域差・世代差があり、近年は少人数の式やWeb招待状の利用も増えているため、 返信ハガキ付きの招待状が届くことも当然あります。 届いた招待状に返信ハガキが付いていたら、本土と同じ作法で返信してください。